MUSICINGさまのロゴを制作しました。つながる情熱をデザインする。

最近はSNSなどで、音楽を核としてつながるシーンをよく見かけます。

星野源さんが提供した「うちで踊ろう」や、ミュージシャン同士が音楽のバトンでつながっていく「#うたつなぎ」なんかもそうです。

https://www.instagram.com/p/B-giYrGgHct/?utm_source=ig_embed
https://twitter.com/leoieiri_staff/status/1249638403697553408?s=20

苦しい時、辛い時、どうにもならない時、ボクらは思わず歌を口ずさむ。

リズムをとって、音を奏でる。

そこには確かな癒しとつながりと、少しだけの情熱があるのです。

今回はそんな音楽でつながりを作ろうと企画する団体「MUSICING」さんからの依頼で作成したロゴです。

アナログとデジタル、情熱と拡散をデザインする

今回のロゴを制作するにあたってボクが設計したコンセプトはこちらです。

コンセプト:デジタルを超えて繋がる想い

音楽は、国境を越える。
音楽は、人種を越える。
音楽は、時代を越える。
音楽は、言葉を越える。

そして今、音楽は、デジタルとアナログの境を越え、
全ての人を繋げる。

この想いをベースに、デザイナーであるhanaさんが仕上げたロゴがこちら。

シンボル

ロゴは右側のアナログな手書き表現の対比として、左側に四角を配置して「デジタル」を表現しました。
その「デジタル」をどう表すか、という時に誰もが手に持つスマホを発想の原点にしています。
もう、デジタルはPCではなく、手のひらにあるスマホに象徴されると考えたからです。

そのスマホのイメージからデジタル要素を抽象化し、そのデジタルから溢れた人々の想いをアナログ的な表現で演出しています。

音楽(Music)をモチーフにしたイニシャルのMを崩して電波、波形を表現し、広く繋がっていくニュアンスを込めました。

また、カラー設計としては、多くの人々の想いが重なり合い溶け合う様とそこから生み出される無限の可能性をグラデーションでイメージしています。

これにより、ロゴ全体でデジタルと音楽、そして人々がつながることで生まれる無限の可能性を表現しています。

MUSICINGについて

MUSICINGは、音大生のみなさんが中心になって企画、運営を行う、『エールを届ける「オンライン演奏プロジェクト」』です。

この、長く苦しい、終わりのないトンネルの中で、誰かとつながり、心安らぎ、また情熱を取り戻す。
そんな時、きっと音楽がボクらに寄り添ってくれるはずです。

歌でも、楽器でも、ダンスでも…

きっとボクらはつながっていける。

そこに、音が有る限り。

参加者もまだまだ募集してますので、ぜひ興味のある方はサイトや公式ツイッターをご確認ください。